原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【14.12.25】特定不妊治療費の助成制度を求める−2

質問の続き−2

 この手紙の中で「福祉に力を入れていると聞き」ということは本当に大事なことです。
 この問題について、吉田市長は、私は新しいまちづくりに3つの旗印を掲げているとして、
 1、一人ひとりに役割と居場所があるまち。
 2、助けがなかったら生きていけない人は全力で守る。
 3、ふるさとの風景を子どもたちに。
 という、この中で、私はこの「2」の「助けがなかったら生きていけない人は全力で守る」。真面目に生きている若夫婦に、自分たちの子どもの最後の望みは、いろいろ検査した結果、顕微授精、体外受精だということがわかった。
 県の助成制度を受けてきたけど、奥さんが37歳であと3年間の間に決着をつけなきゃいけない。時間がない。
 これからも人間らしく、当たり前に生きていきたいという、この夫婦の願いは「助けがなかったら生きていけない」というところに入るんじゃないかと、私は思うんです。そういうことで市長の感想をお聞きしたいと思います。
議長 市長、答えますか。
市長――答えない――
答弁福祉部長
 愛知県内で補助を出しているのは5団体。近隣もまだやっていないところも多いもので、もう少し研究等させていただきたいと思います。
原田 そこで私は先ほど、「助けがいる」ということについて言いました。
(11月26日の朝日新聞記事を紹介)「まちをどう保つか。吉田市長は、役所が何でもサービスできるのは右肩上がりの時代だけ、と言い、『助けがないと生きていけない人は全力で守るが、役所が間に合い過ぎてはいけない』」
 これまで、全力で守ると言っていたのが新聞では「役所が間に合い過ぎてはいけない」と一言が付け加わった。この一言が付け加わったことが、先ほど福祉部長が現状の水準で勘弁してほしいと言われる、そこにつながるんじゃありませんか。
 市長が言ってる「助けがなかったら生きて行けない人…」の本当の意味は一体どこにあるんでしょう。
(市長答弁に立たない)
福祉部長
 子育て支援の大きなくくりのなかで、まだまだ市としてやらなければならない、待機児童の問題等々もございますので、そういった部分も含めて子育て支援策、充実していきたいと思っております。

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