原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

【14.09.11】鎮守の森に、お祭りのために通路建設とは

ヒメボタルの聖地も壊される

 9月11日、新聞配達のルートを変更し寄り道して発見しました。まだ、建設したばかりで路肩の土留めも途中のようです。道路幅2.5〜3me、長さ約97m、面積は約291uに及びます。
工事は、氏子代表から前熊区に要請があったものだそうです。その理由は、3年に1回回ってくる「警固祭り」の隊列が集結する際、神社の庭が手狭であること、(合わせて、隊列が転回し火縄銃の発砲する場の確保のためもあるのかも)から、場所確保のために、切り開いたようです。
 鎮守の森は、長久手の原風景を残しています。また、ヒメボタルの数少ない聖地でもあります。鎮守の森と言えども、樹木の剪定は度々行われて、敷地の乾燥化もありヒメボタルの発生数も減少の一途でもありました。また、オオタカの食餌の場所でもあります。地元のお祭りのために神聖な場所に通路を通すなんて信じられない思いです。人が足を踏み入れにくい場所であるから守られてきた植生、昆虫の命が続いてきていたのです。

image/140911-073657-DSC_0208-1.jpg


<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る