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【13.05.03】Nバス、定員オーバーを避けるため2q未満は乗車禁止
子どもの安全確保はどうか?
Nバス三ヶ峯線は三ヶ峯地域に住む人たちに、特に、小・中生の通学の交通手段として重要になっています。三ヶ峯ニュータウン(学校から約2.5q)に家を新築される方は、Nバスがあり通学の安全も確保出来るからと市の中心部から遠く少々不便でも決めたという声が多いのです。
その結果、児童数が増加しニュータウンで満員になり、途中からは乗車出来なくなりました。教育委員会は、こともあろうに学校から2q以内(三ヶ峯公園バス停)の児童生徒に徒歩での通学を命じたのです。この事を住民から聞いた議員が、予算委員会でこの問題を取り上げ改善を求めましたが、増発は担当課も無理としているとして、解決を先送りにしました。教育委員会はNバス担当課に聞いたとしていますが、子どもの安全確保の点らどうするかの視点がなく、担当課とも協議もせずに放置した形になっています。
予算委員会での質疑を議事録から紹介します。
丹羽議員・・東小学校通学のN-バス利用について。徒歩通学は距離があり負担が大き く、危険も増すがどう思うか。
安心安全課長・・新年度から通学にN-バスを利用しないとしたのは、教育委員会の方針であり、教育委員会から対応について要請があれば検討したいと考えてる。
丹羽議員・・4月から東小学校児童のN-バス利用を中止すると聞いた。定員を超えて乗れないことが理由とのことだが、増便など要望しないのか。
教育総務課長・・N-バスは、通学路の安全確保のために利用している。今後の対応については、一度検討したい。
丹羽議員・・安全確保のためのN-バス利用なら、やめるべきでない。こういう状況の時にどうするのかが施策ではないか。
教育総務課長・・安心安全課など関係課と検討する。
以上が、3月8日の予算委員会での議論要旨です。
子ども達の事を真剣に考えたのであれば、4月からの新学期に間に合わせることも出 来たはずです。
三ヶ峯地区、東小(下の地図では改善センターの文字のすぐ下、前東公民館で降り、帰りには乗車する)から2q以内の児童生徒は徒歩で通学すること。Nバス禁止は子ども達の安全に係わることでこれ以上放置できないとし、議長の申し入れが行われまた。
以下、市議会議長名で提出した要望書を紹介します。
長久手市長 吉田 一平 様 長久手市議会議長 伊藤祐司
要望書
N−バス三ヶ峯線における東小学校児童の通学において、平成25年3月までは三ヶ峯ニュータウンバス停及び三ヶ峯公園バス停周辺の児童が利用していた。
しかし、4月からは三ヶ峯ニュータウ ンバス停での乗車でほぼ満員になり、他 の市民が乗車できないとの理由で、三ヶ 峯公園バス停から乗車していた児童は、 徒歩通学に切り替えるよう学校から通達 があり、現在は徒歩通学を強いられてい る。
今後、三ヶ峯沿線では新たな住宅開発 によりN−バス利用者の増加が見込まれ、 ここで策を講じなければ市民がN−バス に乗車できないという結果が懸念される。
また、住民サービスの公平性、こども 達の不公平感を助長する状況を市議会として放置することはできない。
ついては、下記の事項について早急に対処するよう要望する。
記
N−バス三ヶ峯線における午前7時代の増便を含め、小学生の通学お呼び市民の利用に支障がないよう早急に対応すること。
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