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【12.02.09】納税は、自主計算て゜申告を必ずしよう
年金受給者は、年金からの天引きが多く厳密に計算をしましょう
会社員、自営業者、年金受給者のみなさん、納める税金は自分で計算し、必ず申告しましょう。2/16日から3/15日まで所得税の確定申告が始まります。市広報2月号では「自分で書いて、早めに提出を」としています。
ところで、申告納税制度を基本とするわが国の税制度のもとでは、みなさんの納税額は、『「納付すべき税額が納税者のする申告により確定することを原則」(国税通則法第16条)としている。』ことから、申告納税がすんでから始まります。したがって、源泉徴収で納税済みとするのは、自分の権利を手放していることになります。
今回、収入が400万円以下の年金生活者は確定申告の必要はないと言いますが、「扶養親族等の申告書」を出していない場合には、保険料を除いた手取りに課税されて、確定申告で払い過ぎた税金を取り戻しましょう。
また、2011年から15歳以下の子どもの扶養控除額(所得税で38万円、住民税33万円)がなくなり、子ども1人当たり住民税は33,000円もの増税で、昔の悪名高き"人頭税"の復活のようです。
確定申告して所得税が下がれば住民税も下がります。税額に応じて受ける行政サービスなども左右されます。保育料は所得税額に連動して上がります。これは要注意です。
自分の納税額は、自分で計算して納税する意味がここにあるのです。
納税は「自分で書いて、早めの提出を」をから、自らの納税者の権利を守るために自主計算で納税額を決めましょうへ
確定申告はしましょう。すべての権利の始まりです。
「去年は、手伝ってくれたのに今年は自分で書けと・・・」書くのが困難な人には援助を!!
現在、所得税の還付申告や、市民税の納税相談に市役所の窓口を訪れる人が増加しています。広報の見出しにあるからか、「去年は手伝ってくれて書いてくれたのに、今年は自分で書いて」と言われ、「私が書き始めて、記入する欄は小さく、枠内に記入できないという事が分かっても、見守るだけだった。こんな事なら市にならない方が良かった。」と。来訪者の気持ちだ。
今、市役所に電話すると「何時もお世話になっています。長久手市役所電話交換のOOです」と言う。
また、庁舎内では明るくあいさつをとなってるのに、この窓口対応に落胆の声があがった。
また、逆に、納税相談に来てやっているのだから、「私が言うことはなんでもやれ」と言う人もいる。そういう人には、「ご自分の税金を決めるのはご自身ですよ、私達が勝手に作ってもいいのでしようか」と、やんわりと自覚を促す必要もあるのです。
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