<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>
【11.09.28】監査委員の決算審査意見書質問を紹介します。
(1) 昨年度とどこが違うのか、新しい視点はなにか。
(2)行政課行政監査室を設置して数年が経ちましたが、監査に当たり事務局に対して作成を求めた書類はどういうものがあるか。
(3) 審査結果に、「また、決算の内容及び予算の執行状況、その他事務処理についても適正であり、適切な財政運営がなされていると認められました。」とある。
町は、行政評価システム(H16年度)を導入し実施している。行政評価の目的には、@ 住民への説明責任と行政情報の共有化。A 職員の意識改革と政策形成能力の向上。B 事務事業の改善と見直しがあり、「行政評価対象事業一覧」として公表している。
監査委員はこれらの文書についての審査、意見聴取はされたのか。
15課室が66項目について「必要性」「有効性」「総合評価」で自己採点が公表されている。この結果について監査委員の審査結果はどうであったか。
しかし、これは自己採点で、当然甘いと感じるものもある。評価点は低いのに継続の判断をしているものもある。監査委員は、具体的に指摘した別の項目はあったか。あれば何課のどの事業か。
2 国民健康保険特別会計について
収納率はH21度比0.4%増の73.6%と努力を評価している。不納欠損額は1, 559万円余、収入未済額は3億円余ある。その理由について主なものは 何であったのか。
収納率には、こども医療費の枠の拡大、医療費の支払い方法に対して、国は調整交付金を減額するペナルティを課しているがどうか。
3 下水道特別会計について
(1)使用料収入は、H21は前年度に比べて2,182万円、H22は前年度に比べて1,301万円増だが金額は減少している。
不納欠損額、収入未済額は増え、その結果徴収率が0.3%低下しているが、この原因についてはどういう事か。問題点はなかったのか。
(2)未接続世帯についての掌握はどうか。未接続世帯は言うならば埋蔵金で大きな収入源になる。解決が遅れれば遅れる程宝も消えていく。税負担の公平性を監査委員は指摘し、納者に対しては厳しく当たる事を指示している。未接続世帯を放置している訳ではないが、その進捗状況について問題はないかの検証はどうか。
(3)加入負担金の納入には前納報奨金制度があるが、町民税ではなくした。公平性の観点から問題はないのか。
4 介護保険特別会計について
歳入決算で主な構成比を紹介している。
1款 介護保険料 22.9% 3款 国庫支出金 17.8%
4款 支払基金交付金 27.9%
7款 繰入金 14.7%
5款の県支出金の紹介がないのはなぜか。
介護保険の財政制度は、介護保険料20.0%,国庫支出金25.0%、支払基金交付金 30.0% 、県・町とも12.5%であるが、決算とは大きく違うがどういう事と認識しているか。
<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>