原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【11.07.30】中電原子力館、安全神話で満ちていた

3.11以後、安全神話は崩れ去ったのに

「原発安全神話」に反省無し。この日は、ひまわり集会に参加した皆さんが帰路途中に中電浜岡原子力館に立ち寄られて大勢見えていました。見学を事前に申し込みをすると説明員がつきます。別のグループ(30名ほど)が説明員の話に耳を傾けていました。(写真は3号炉の実物大模型です。一人たたずむこの方の想いはなんでしょう)M9の地震で、原子炉を取り巻く複雑で多数の配管の損傷、原子炉内部の損傷、建屋の損傷などが明らかにされないままです。今だ福島原発爆発事故の原因は津波になっています。地震の一撃がまだ明らかにされていません。驚いた事に、記念館にはまだ、「放射能を閉じ込める5重の壁」のバネルはそのままです。別のコーナーには、来るべき東海地震の予測など地震のメカニズムなど紹介はしています。しかし、当の浜岡原発が震源の真上にあり直撃を受けることなどの説明は巧妙に避けているのです。「安全神話」がうそだったのですから、すべての展示物を使って、福島原発爆発事故はどうやって起こったかを説明し、地震被害はは防ぎようがないと記念館を反省の館にするのが、当然の責務だと思うのは私だけでしょうか。

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