原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【11.07.15】長久手町議会、議員定数削減へ協議がつづく

「他所が定数減しているから」は止めよう

議員定数削減へ協議がつづく次回開催は8月16日(火)AM10:00からと決定。
 7月14日(木)午後1時から議会運営委員会が開催されました。
 内容は、@議員定数問題について。A議会、会議時間について。B市制移行に伴う例規(会議規則など含む) の改正についてでした。議員定数削減についてお知らせします。
 新たに、4減で16人とする案も出て議員定数削減については、2つの会派が2名減で、無会派の委員が4名減の提案をしたことから、4減も持ち帰り検討することになりました。
 議論の中から。
 削減しても実施は4年後の改選時からである。その事から、今、急いで定数減を決めても、これからさらに減らせという動きも予想される。定数減を決めるにしても、そういう事も見込んで決めておく必要があるのではないかとこんな慎重な意見も。
 しかし、4減の提案者はそういう事を見込んだ方が良いと思うので提案しましたという説明もありました。
 しかし、これまでの定数削減の考えは、@行革に歩調を合わせた「経費節減」と、同規模の市町の削減状況をにらんだ「横並び意識」。
A次期選挙を控えた議員の思惑や駆け引きの絡み合い。
欠員がある。引退や新人の立候補見込み。地盤の跡目継ぐ、議会内の勢力争い。減らせば自分の身が危ないと思っているからなどです。
 原田議員は、定数を減らせという声があるが、減らさなくても良いという声もある。「長久手町議会はこう改革するから、定数を減らすべきだ」という高次元の理論を披露して欲しいと意見を出しましたが、逆に「20名のままとする考えの是非はどうか」と質問もあり、どちらにも確たる理由はないとして、減らす理由の新たな開示はありませんでした。
 しかし、削減を主張する委員の中から、今後、議会改革の動きを作る中で、議員自ら資質向上のために努力するとか。議会基本条例の制定などを積極的に進めるとか。議案提案のためや、委員会審議を充実するために勉強するとかが見えてこないのも特徴的です。
 議会は、これまで議員間で討論をして合議をしていくという事に不慣れです。
 今回も進め方は、議会運営委員会で全会一致をしなければ提案出来ないではものではないという意見もあり、次回、議論した上で、場合によっては、3月議会と同じ議員提案というやり方になる様です。

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