原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【11.07.10】長久手町、公共施設でも地デジ化でテレビ買い換えない、チューナー対応に反発

長久手町郷土資料室にある喫茶室(経営は外部委託)

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地デジ化でテレビの買い換えはしない
歴史と文教のまち長久手の表玄関でもある古戦場公園内にある「長久手郷土資料室」(写真上)の喫茶室にあるテレビが地デジ対応の液晶テレビに買い換える予算が付いていなかった事が6月の中旬ころになって喫茶室に伝えられました。理由は、「使えるものは大事にしていく。買い換えずにチューナーで対応する」事になったとのこと。予算から外された事は、3月には判明していたはずです。それが6月の中ごろ伝えられるというお粗末さです。 去年の9月議会である党議員質問で「地上デジタル放送に向けて確認でございますけれども、本町の公共施設の地上デジタル化はもう既に済んでいるんでしょうか。まだというところがあれば今後の対応はどのようかお聞かせください。」と、町当局の地デジ対応に質問がでました。当時の企画政策課長の答弁は「本町の公共施設のデジタル化の対応につきましては、昨年度すべての施設において対応済みでございます。」という事でした。
 まだ「長久手郷土資料室」の喫茶室にあるテレビが、地デジ対応に変わっていないので、どうなるのかと、9月議会終了後に確認したところ、「町の財産目録に入っていないので換えていません」との返答。それはおかしい「いくら国の事業団から払い下げ(2003.7労働福祉事業団から移管)を受けたと言え、大型テレビが資産目録に入っていない事はあり得ない。」との指摘があり調査し直したら入っていた。当然 H23年度の予算に計上され、遅くても7月までには買い換えられると思っていたのですが。地デジ化から取り残されたこの喫茶室では、「使える物は大事にする」という事なのです。この喫茶店(5周年経過)が出す日替わりランチは好評で町外からのお客さんも数多く、表玄関にふさわしいおもてなしがあります。町教委のこの姿勢は、長久手市の表玄関、歴史と文教のまちとして市制移行後も相応しい施設になるのでしょうか。7/10日、ついに経営者の判断でこれ以上導入を遅らせることはお客様に申し訳ないとして液晶テレビに買い換えられました。後、アンテナの切り替え工事があるようです。(秀)

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