原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【11.06.25】長久手町、学校校舎は壁面緑化か、グリーンカーテンか

暑さ対策はやるのか、やらずに放置するのか

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 長久手町としては、町施設にグリーンカーテンの導入を図り、昨年度は保育園等積極的に取り組みました。壁面緑化を設ける民間施設にも補助金制度を設けています。
 今年は、民家にもグリンカーテンをと、講習会を設けてて進めてもいます。この講習会は、公募したとたんに30名の定員が満杯になるという好評でした。
 保育園は、児童を余分な紫外線は浴びさせない対策にも取り組んでいます。園庭には農業用の寒冷紗の幕を張ったりして防護に努めています。
 ところが、小中学校ではどうもこの辺りの理解がないのか、暑さ対策も含めて弱いように感じます。
 前の任期中に校庭の芝生化を求める質問も何回も、教育委員会にした議員がいましたが(建設環境委員会で芝生化の先進地、鳥取まで視察研修に私も行きました。)教育委員会の答弁は、芝生の管理に手間、費用がかかりすぎるのでやりませんとの答弁です。
 児童・生徒の身体や勉学環境の整備に、考えられる最上のものを子ども達に与えるという考えは、ないのでしょう。
 写真の校舎、グランドが緑一色に覆われる環境は、長久手町の子ども達にとっては、望むことさえできないのでしょうか。
 私は、町議選中のビラに、長久手町は基金に60億円もため込むほど「豊かな財政力があるのに、町民一人当たりの教育費は全国約1800ある自治体で1555位」(H20年度)というお金を使っていない。町民のためにつかうべきだと書きました。
 今回、H21年度の全国ランキングを見ると、全国1751自治体のうち、教育費は、1377位という低さです。
 これまでの、私の一般質問でも「教育には充分お金は出していただいている。」、町長は「教育委員会から出された予算案は尊重し、認めている。」と答弁していますが、他市町に比べれば、お金はあるのに使わない、主役の子ども達がどこかに行ってしまっている状況ではありませんか。日常の教育環境整備にもっと投資すべきです。

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