原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【11.06.10】2012.1.4 長久手市誕生は非核平和都市宣言をしてこそ

原発安全神話の崩壊と合わせ原発中止と核廃絶は世界の流れ、

 2012.1.4 長久手市が誕生予定です。市制移行は非核平和都市宣言をしてこそ実のあるものになります。原田議員は2年前の6月議会で非核平和都市宣言について質問しています。その時、当局の議論は、「核廃絶は夢物語」という立場から議論の展開でしたし、他の市町と比較されても、長久手町は最後まで認めない。自主的に考えるという立場ではありませんでした。その時の議論を紹介します。(要約です)
原田議員質問
 最初に、非核自治体宣言とオバマ米大統領の核兵器廃絶演説の所見について町長にお伺いいたします。
 オバマ大統領は、4月5日のチェコのプラハで行った演説で「米国は核兵器のない平和で安全な世界を追求していくことを明確に宣言する」と述べ、核兵器の最大の保有国アメリカが、核兵器のない世界、核兵器廃絶を国家目標とすることを初めて明示いたしました。
 また、演説で「核兵器を使用したことのある唯一の核兵器保有国として米国は行動する道義的責任がある」と述べ、その立場から核兵器廃絶に向けた責任に言及されました。世界は核兵器廃絶に向けて動き出したのです。
 平和でなければ開催できない万博の主会場の長久手町が核兵器廃絶に賛同し、非核平和都市宣言を高らかにうたう重要性を発揮すべきときだと思います。私も議員になり一貫してこの問題については町長に問うてまいりました。これまで拒否されてきた路線の転換を求めます。
答弁者 加藤町長
 核兵器廃絶の問題、オバマ大統領の宣言等お話がございまして、確かにこの非核平和都市宣言というのは大変世界的にも波紋を呼ぶことだと思っております。
 本町もなぜ取り上げないか、決して今まで町として拒否したことはないし、議会でも平成15年、16年、宣言をしないかという提案をされていずれもそのことになっていない状況にあります。
 したがいまして、今日の国際情勢等々から、議会はもちろん、町全体がそういったムードになれば、それはそれなりに考えるべきことであろうと。決して悪いことではないということを私は思いますし、宣言も必要なことだと思いますが、今現在、私も町が先頭に立って博覧会を開催したといえど、高らかに手を挙げるということにはない。議員さんの方からもそんなお話は、原田議員からはありましたけども、ありませんので、これは直ちにというわけにはならないし、今後の課題であるんではないかなというふうに思います。
原田議員質問
 町長の見識を疑いたくなりました。ムードになれば、また先頭に立って直ちにやるという課題ではないと言う。しかし、この非核平和都市宣言というのは、もう近隣市町でも多いですよ。日進市は市長が代わっても守って、北朝鮮が核実験をやったら、直ちに抗議声明を出す。市長と議長が名前を連ねて出す。また、非核宣言をすると、教育でも平和の学習会、被爆地広島や長崎に派遣をして、被爆資料館などを見せて平和教育を実践をしているところ多いんです。そこで、私はあえて町長に問う訳です。町長、核兵器は廃絶以外にないということについてはどう思っておられますか。(町長答弁せず、総務部長が答弁)
答弁者・総務部長 
 名古屋市を含め瀬戸から豊明まで三好も含めて、日進はなさってみえますが、あとはされておりません。(役場前一等地の名鉄バス停にある掲示板です)

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