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【10.12.20】ふるさと納税に添えた一言
筑後川と日迎えの里、そして富有柿
寄附金の使途の選択指定が出来ますので、「豊かな地域資源を活かした産業活動を展開するまちづくり事業」で、農業・農村の振興、林業の振興、商工業の振興、就業の場の創出等のための事業をの項に○印して送りました。
私の故郷へのこだわりについて、お話したい。(写真・筑後川上流、東をみる、右側は筑後川温泉街です。左側は杷木町の中心商店街。山の向こうは側が大分県日田市)
一つ目、「温泉の泉質」
議会委員会の1泊2日で、視察研修に出掛けます。視察先に温泉があれば利用します。そうすると、自然に原鶴温泉の泉質と比較をしている自分がいるのに気付きます。温泉地の経験もそう多くはありませんが、大浴場につかりながらこれでは原鶴が勝っているなと1人で喜んでいます。
二つ目、「富有柿」
富有柿の原産地は、岐阜県の本巣郡。こちらですが、味、大きさと杷木の柿の方がおいしいのです。収穫の時期も、杷木の方が遅く、田舎の姉が送ってくれるのも12月に入ってからです。
こちらで、お世話になっている人たちに、ふるさと九州の富有柿です食べてみてと渡すのですが、原田さん「おいしかったよ!」と、顔に出ているのを見るのが嬉しいのです。
三っ目、筑後川の流れです。特に、杷木は「日迎えの里」。正月に帰省して筑後川の河川敷で、日の出を迎えますが、「日迎えの里」と良く名づけて頂いたと思いながら日の出を待ちます。普段の穏やかな流れと、大水の時の猛々しい流れ、先人が、豊かな水が有りながら稲作に利用出来ない、どうしようもないと長年苦しませられていた。江戸時代の筑後大石堰の築造の話が小説「水神」(新潮社刊)になり読みました。朝倉の山田堰築造の話も図書館にお願いしてパンフレツトを取り寄せて読みました。私の住んでいた久喜宮にも筑後川の水を、石炭を焚いて蒸気機関を回し水をくみ上げて、原鶴温泉の東側の水田、若市側の水田を開くことが出来た話も杷木町史で確認しました。この久喜宮の用水は、私が住んでいた家の前を流れていて、子どもの頃は、この用水で泳ぎ、どんこを釣って遊んだものです。
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