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【10.10.26】耐震化、名古屋市の優先度は低くても、隣接長久手町は困る
下川原橋、名古屋市では優先度が低いので、耐震改修まではやらない
下川原橋は、香流川(県一級河川)が、長久手町から名古屋市に流入する地域に架かる長久手町と名古屋市守山区を結ぶ橋です。
このほど、下川原橋の改修計画が名古屋市側であり、この計画の問題点をすぐ近くの上川原地域に住むじんの和子議員から「安心安全な住環境を」として、香流川に架かる長久手町下川原地区と守山区森孝東地区を結ぶ下川原橋(写真)の改修問題について、9月22日(水)午前に質問がありました。
長久手町内の主な橋は耐震化改修済みです。
じんの議員質問は、「下川原橋が老朽化したので、改修のための調査が行われたことから、調査結果が分かるのはいつ頃か、耐震性はどのようか」と住民の声を代表して次のように質問しました。
「近隣住民は、通行の危険性から、橋に沿って歩行者と自転車の渡られる歩道の設置を望んでいる。名古屋市との話し合いで住民の声を積極的に進めて頂けないか。」
答弁で、「通常管理は名古屋市です。今回の調査は橋の一部破断が分かり修繕方法の検討をするとの事です。
東海・東南海地震への対策が問われているのに、名古屋市は耐震化診断耐震化工事も予定しないとは名古屋市としては、橋の優先順位が低いので耐震診断もしていないし、耐震化工事もしないとの事です。」という答弁がありました。
この橋は、長久手町住民も清水屋に買い物に出掛ける道路として利用する頻度も高い。また、森孝地区の皆さんも藤が丘駅方面に行く通路として利用されています。
現在、写真の左側奥の矢野コンクリート工場跡地に大規模マンションが建設されています。橋の向こう長久手町側は道路幅が狭いので、マンション敷地側が歩道用地に提供されて、道路が広くなる予定です。それに合わせて橋に沿って歩道を付けて欲しいという住民の願いは合理的で理にかなうことです。
付近住民にとって日常生活に重要な橋の改修が名古屋市役所にとっては優先順位が低いとして後回しになるとは。名古屋市との合併問題が以前ありましたが、かって守山区は吸収合併された地域で、行政の目が行き届かない地域だとの声もありました。また、何をやるにしても数が多くて後回しでは住民にはたまったものではありません。長久手町では、橋の耐震化工事は完了しています。 この行政サービスの違いは大き過ぎると思います。長久手町側からの申し出も必要ではないでしょうか。(秀)
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