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【10.09.02】09年度決算監査委員意見書質問を紹介します。
今回、監査について、意見書はどういう立場で書かれたのでしょうか。
監査のあり方について。今回の意見書はどういう立場で書かれたのでしょうか。
監査委員の意見書は、「住民の福祉を向上する」という自治体の役割と、加藤町政の執行がどうだったか、町民に分かってもらうことも重要です。
昨年9月議会で早ければ、「平成23年度の8月には市制に移行できる」と答弁がありました。平成21年度後半は市制移行へ準備室も立ち上げて取り組んで来ましたので、余計に加藤町政の成果が決算、監査で問われています。
(1)、審査の方法について「決算の計数の正確性、収支の合法性、予算執行の適確性、財政の運営状況は良好であるか等を主眼として慎重に実施した。」とありますが、
@収入の確保において努力の成果はどうだったのか。愛知高速交通会社に貸し付けしていた資金が、株式化されて実質放棄したことになりましたが、この株式化は妥当だったのでしょうか。
A平成21年度は継続施策の費用対効果を問うことはもとより、元県大教授の「渡り先」として67歳図書館長の就任など人事面での新規施策の本格実施の成果はどうだったのか。
B工事費の入札方法の改善なども行われましたが、成果は上がったのか設計値、歩切り後の予定価格の設定などの評価はどうだったのでしょうか。
C町税の税目別収入の対前年度比較表(P14)では、徴収率が前年度より(たばこ税・入湯税除く)全部低くなっていますが、要因はどうだったのか。また、負担金で保育園運営費保護者負担金1,427,500円。給食納付金374,285円収入未済額がありますがこの要因はなにか。保育料には減免制度、教育費・給食費は就学援助制度がありますが適用は検討されたのでしょうか。監査委員は特にふれてはいませんが、本当はどうだったのでしょうか。
(2)、財産に関する調書
有価証券及び出資による権利
意見書には、「有価証券については、愛知高速交通株式会社の株式取得により1,251,000,000円増加し、平成21年度末の現在高は2,008,822,000円です。」とあります。財産として表記するには注釈がいるのではありませんか。
(3)、むすびについて
@「各課における時間外勤務については、職員の健康管理上、今後も削減に努力してください。」と例年通り指摘していますが、本町は、住民増にともなう業務量の増加に加え、毎年の社会福祉制度変更、町単独の福祉施策実施など仕事量が急増している。職員数が業務量に見合った配置がなされているかなど、他の部課とも比較しての検証はどうなんでしょうか。
A成果主義の導入後の「成果」はどう人事考課に反映されているのか検証はされたのでしょうか。
国保税、介護保険料、後期高齢者医療保険においては収納課、下水道使用料金においては関係機関との連携を図りつつとありますが、下水道課での関係機関とはなんでしょうか。
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