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【10.07.17】閑話休題　第３セクター経営責任はどうなるのか　

リニモ債務超過に、長久手町追加出資に応じることになっているが

名古屋市の「あおなみ線」は経営破綻を宣言し、同社社長は経営責任を取り辞任しました。
　赤字経営のリニモ会社で、赤字を増やす横領事件を１年も見逃した常勤役員３名池田専務（県ＯＢ）・加藤取締役（名鉄出向）・監査役(名古屋市ＯＢ)。と、直属の上司、林総務部長（県ＯＢ）の責任の取り方はやはり甘過ぎる。
　加藤取締役（名鉄出向）には連帯責任を負うという自覚も、負わせるという議論も無かったのか。監査の責務も果たせていない常勤監査役の名前もでず処分も無しで済ます。
　今日で、２回目の説明会だが、公共交通機関の経営を預かっているとする自覚も責任を見て取ることは出来なかった。 池田専務、林総務部長は、天下り先の不運・貧乏クジを引いた、加藤取締役は、結局は税金で穴埋めだと思っているのではないかと思われても不思議ではないぐらいの応対で終始した。
　長久手町議会への説明会は継続して要求し、出席させなければならない。
　資料として提出された会社役員氏名等は以下の通りです。　
　氏　名　　　　地位及び担当　　　　　　　重要な兼職の状況
　神田　真秋　　　取締役社長　　　　　　　愛知県知事
　木下栄一郎　　　取締役副社長(社外)　　　名古屋鉄道株式会社取締役会長
　加藤　梅雄　　　取締役副社長(社外)　　　長久手町長
　山田　雅雄　　　取締役副社長(社外)　　　名古屋市副市長
　池田　全(Ｈ20年6月就任)
　　　　　　　　　専務取締役(代表取締役)　 前県人事委員会事務局長Ｈ18年4月
　加藤　寿(Ｈ18年7月 当社技術部次長兼土木課長就任)
(Ｈ19年6月 取締役(運輸技術担当)　前・中部ＨＳＳＴ開発株式会社技術部長
木村誠志(Ｈ20年6月就任)常勤監査役　　　　前名古屋市港区長Ｈ18年4月　
　水野　明久　　　取締役(社外)　　　　　　　中電取締役副社長
　小澤　哲　　　　取締役(社外)　　　　　　　トヨタ自動車ＫＫ専務取締役
　川下　晴久　　　取締役(社外)　　　　　　　ＫＫ日本政策投資銀行東海支店長
　新村　裕幸　　　取締役(社外)　　　　　　　ＫＫ三菱東京UFJ銀行東海公務部長
　加藤恒太郎　　　監査役(社外)　　　　　　　豊田市副市長
　田中　民雄　　　監査役(社外)　　　　　　　日進市副市長
　伊藤　典男　　　監査役(社外)　　　　　　　瀬戸市副市長　
　この名簿で見る限り、実質運営に責任を持つのは、専務取締役池田氏、取締役加藤氏、常勤監査役木村誠志氏で、その次に総務部長林氏である。
　それにしても、専務取締役(代表取締役)池田　全(Ｈ20年6月就任)の前の職が県人事委員会事務局長Ｈ18年4月で、２年の間を置いてレニモ会社の専務取締役に就任とは、典型的な天下り人事で来たのか。これでは、人事の最高責任者が、天下ったら「他人事」にして、減給１０％３ヶ月ですか。
　写真は、整備工場です。今回の幹部の責任の取り方は、日々安全運行をと現場で黙々と作業に従事する社員にとっては納得のいかないものではないでしょうか。
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