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【10.06.13】COP10にかかる長久手町独自の行事はどうすすんでいるのか。
ヒメボタルも安心して生息できる自然環境保全に全力を
万博記念公園内に建築されていた地球市民村が10月オープンに向けて工事が順調に進んでいます。この記念公園内でCOP10関連行事開催されます。この行事に呼応して、ヒメボタルも安心して生息できる自然環境保全に全力をと原田議員の質問しました。要旨を報告します。
質問・原田議員
COP10の主要行事が行われる10月まで、後4ヶ月になった。町独自の事業も始まっているが、一向に盛り上がりに欠けていると思います。
この4ヶ月の間になにをするのか。また、COP10が終了した後、成果をどう生かすのか。
@例えば名古屋市相生山のヒメボタルの保存の動きが顕著です。長久手町のせまい地域に何カ所もヒメボタルの生息地があります。ヒメボタルの生存環境保存対策はどうか。(写真撮影日 10.6.12 AM1時ころ)
A宅地並み課税で手放さざるを得ない土地が、市制移行にともなって出てきます。環境保全や仮避難所、市民農園用地のために買収も必要になってくるのではないか。
(注)日本共産党が発表した、都市農業の再生策では、市街化区域内の生産緑地の面積要件を500uから300uに引き下げることと、税金を軽減することを提案しています。
答弁・生活環境部長
町で計画・実施している「香流川環境学習会」や「エコツアー」、「緑のカーテン設置事業」、「530運動」などのCOP10関連事業は、町民のみなさんに生物多様性や自然の恵みについて、知ったり考えたりしていただくきっかけになればと考えて企画しているものです。
したがいまして、こうした事業は、今年度単発で行うものだけでなく、状況に合わせて形を変えたりしながら、今後も継続していきたいと考えています。
質問・原田議員
香流川の緑道整備する地域内で、草地がえぐられるということがありました。 多度神社境内の樹木の伐採があり、本来湿っぽい所でなければならないのに乾燥するようになっている。 また、多度神社の上流のレットロビンが伸び放題になっており、ヒメボタルが竹藪から香流川へと行き来が出来なくなっている。
調整区域の自然の中で考えたのは、必要のない照明がある。全体として明るい所が多いので、街路灯も時間を区切って消灯をしてもよいのではないか。総合的な環境対策が必要に成っていると思う。
答弁・生活環境部部次長
多度神社境内という所は、環境保全には大切な場所だと思っています。
質問・原田議員
こういう所で、樹木が伐採されたりして、太陽光が多く入るようになりヒメボタルの生育環境から言うと変わってきた。また、全体的に環境資源調査などどこまで進んでいるの
か。
答弁・生活環境部次長
今、準備を進めている段階です。
質問・原田議員
長久手町は、農と共生するまちだと言われ、宣伝もされています。
ヒメボタルがいて将来に渡って保全されていく。また、一方では、三ケ峯地区で宅地造成工事会社が破綻し、造成現場が放置されている。このままでは、香流川に土砂が流れ込み環境を壊すことになる。長久手町の環境を守る方策がいるがどうか。
答弁・生活環境部長
前熊の多度社境内の伐採など区がやられます。そういう大事な生き物がいることを知らせて、協力を求めていくこともできます。
防犯街路灯についても、地元の生活環境から要望が出ています。それと環境保護とのかねあいを考え推進していくものと考えています。
答弁・企画課長
宅地造成会社の代理弁護士と協議をして、災害防止、安全対策について申し入れをしています。
原田議員
名古屋から引っ越して来た方が、たまたま、家の裏の藪の中にヒメボタルがいる事を教えて貰い大変驚くと同時に、大変な付加価値が付いていたと喜んでみえたと聞きました。
市制移行を進める長久手町です。環境保護を進めていくことが長久手まちの生きる道です。
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