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【10.05.22】長久手町議会、リニモ社員横領事件説明に幹部呼ぶ
リニモ幹部、謝罪と横領事件について説明
5月17日に開催した議会に対する説明会に会社側として出席したのは写真前列の4幹部です。左から2人目が取締役専務池田氏、3人目が総務部長林氏
愛知高速鉄道(通称リニモ・第3セクター)会社の社長は、神田真秋愛知県知事です。副社長(3名)の内1人は加藤梅雄長久手町長です。
神田知事は17日の記者会見でリニモ横領事件の謝罪をされました。18日付け読売新聞の記事は「社内のチェック態勢のずさんさも明らかになった」と指摘しました。
町議会が開催したこの謝罪説明会に、副社長の加藤梅雄町長の姿は見えませんでした。愛知県に次ぐ2番目の赤字負担をする長久手町です。その町の長、副社長加藤長久手町長の謝罪はどうなるのでしょうか。同席して管理責任について謝罪すべきではなかったでしょうか。市政移行説明会で質問への答弁(5/15北小学校区)、あいさつ(市が洞小学校区)の中にお詫びの表明はありましたが、ついでに言っただけという受け止めをしたのは私だけだったでしょうか。
以下の文は「再発防止のための今後の対応」として議会説明会にリニモ会社が提出したたものの一部ですが、皆さんはどう読まれますでしょうか。
「 会社は、第三セクターのため、専門分野の運営は各参加主体にお願いせざる得ない状況であり、本件は、そういう状況の中で発生した事案であり、度重なる預金の引き出しに対して、社内のチェック機能が働いていなかったことに大きな問題があると反省している。」
池田専務や林総務部長の話し方も含め、会社は本当に反省しているのかと疑問の残る内容でした。
再発防止対策は以下の通りだけとは
(1)今後は、総務部長が銀行印を管理し、主幹が預金通帳を 管理するなど主幹より上席者が預金の引き出しに関与する よう管理体制を改める。
(2)外部監査は、主幹及びその部下の立ち会いで行われてい たが、今後は主幹より上席のものが立ち会うように改める。
(3)基本的なことであるが経理規定を遵守するようその責任 者を含めて周知徹底を図る。
神田知事は、記者会見で「チェック態勢や管理規定を見直す必要があると指摘。」とありましたが、これでは県知事の考えとは大違いではないでしょうか。(秀)
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