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【09.07.12】「議会改革について申し入れ」を川合議長に提出
議会の基本的な役割の再認識から議会改革を
「議会改革について申し入れ」を、6月24日に開催された議会運営委員会の場で、議会改革について川合保生議長に提出しました。
具体的な議論については、各会派で検討もしていもらい、今後に開催される議会運営委員会で協議していくことになります。これから、申し入れ文書の内容について、順次紹介していきたいと考えています。
「議会の基本的な役割の再認識から議会改革を」
2009年 6月24日 長久手町会議員 原田秀俊
町議会の活動そのもののについては、以下のような基本的役割があります。
それは、
1、それぞれの地域の住民の意思を代表する機能
2、自治立法権にもとづく立法機能
3、執行機関に対する批判・監視機能があります。
そして、この基本的役割を活かした議会としての活動がおこなわれているかどうか、住民の皆さんの監視が必要です。
議員自身にしても議員各自の論議は、住民の利益を十分反映して、活発におこなってきたのかどうか。住民本位の条例が検討され、つくってきたのかどうか。執行機関の行政に対するなれ合いのない監視、批判を、住民の立場に立って、きちんとやってきたのかどうか。議会が住民の代表機関としての役割をその機能にふさわしく、果たしてきたのかどうかを振り返って良く考える必要があるのではないでしょうか。
これまで、議員で、予算の修正案、その他を委員会、本会議で提案するようにはなって来ていました。が、結果は賛成少数で否決される場合の方が多かったのです。
町民の福祉向上が自治体の責務であれば、残る任期中に、議会側から積極的に条例案を提案していくことが求められています。
提案するには、各々の委員会が所管分野から提案をしていくという事が求められるのではないでしようか。残された任期中、当然の議員の務めとして全力をあげていきたいと思っています。
1、考えられる条例の一部改正案。
@ 都市計画税(現行0.25%)を、漸減し5年で0%とする。
A 精神障害者の全疾病通院費、入院費を無料化する。
B 子どもの通院費医療費を中学卒業まで無料化する。
C 介護保険において、低所得層の保険料、サービス利用料の補助制度をつくる。
D 保育料を条例で定める。保育料を引き下げる。
E 下水道基本料金を引き下げる。
F 私学(幼稚園から高校まで)助成制度を拡充する。
G 国民健康保険税の世帯割、均等割りり軽減、資産割の軽減または廃止。
H 指定管理事業において利益が出た場合の配分規定を決める。
I 指定管理者に、長久手温泉施設使用料を支払らわせる規定を決める。 2、議会活動について
議員必携(平成19年度版)に掲載されている「分権時代に対応した新たな町村議会の活性化方策 〜あるべき議会像を求めて〜」(第2次地方(町村)議会活性化研究会) に基づいて、長久手町議会の活動を見直し改善策を具体化する。
次の課題は、直ちに取り組む
@ 一般質問に対する当局の第1回答弁書は、質問前に議員に提示する。
A 予算編成に対する会派要望提出について、要望事項について検討状況を返す。
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