原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【09.05.16】長久手町議会、役職狙いの目的は何なのか

「慣例」を盾に、議長経験者が議会選出監査委員就任

"決まるまでのドキュメント"議員の報酬(月額)
議長    401,000円
副議長  325,000円
委員長   309,000円
議員 299,000円
その他の報酬(年額)
議会選出監査委員1名 280,000円
議会選出農業委員1名 150,000円
 議会選出の監査委員(報酬年額28万円)に、前議長の吉田日勝議員が就任しました。これまで「慣例」で議長経験者が就任することになっている。期数の多い方が優先だとして、前議長が指定席として取りに来たのです。
 以前、正木祥豊議員(3期で引退)が、3年連続して議会選出監査委員になった事がありました。これで、「慣例」はホゴになったと思っていましたが、何のことはない復活しました。
 それでも今回、決まるまでには、他の議員が「慣例」踏襲では、「監査役としての任務を全う出来ない」という事を指摘して粘り強く交代を求めました。が、あくまでも「慣例」を持ち出して譲ろうともしません。ついには、代表者会議での調整段階で「全員協議会で選挙にする」という発言が出てくる始末になりました。選挙になれば議長選挙の結果と同じになり、出ても負けるからと結局辞退にいたりました。「数の論理」で会派人数の多い方が正義だと言わんばかりに多数派が押し切った結果、吉田日勝前議長就任となりました。
閑話休題 議会選出監査委員あれこれ
 監査委員会は2名です。1名は有識者からとして、代表監査委員が見えます。監査は月例監査と、年1回7月にまとめて行う監査があります。
 ところが、こんな事を聞いてあきれてしまいました。 議会選出監査委員は「代表監査委員について回り」で、別に「分からないでも良い」という事を監査委員を経験した議員が言っているということです。また、以前、「慣例で、議長経験者がやることになっていると言うが、議長から平議員になれば、一気に報酬が下がる。そうすると税金を払うのに大変だから、監査委員の手当がいるのだ」と聞いたことがあります。確かに、平議員と議長職では、1年間で約100万円ほど報酬が違います。だからと居座ることは認められません。私物化もいい加減にしなさい。(秀)

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