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【09.04.18】たんぼ一面「レンゲソウ」満開を発見
レンゲ草の本名が「げんげ」とは
田んぼにレンゲ草一面に花、満開に遭遇しました。瀬戸の事務所から長久手町役場に戻る時、少し急いでいたので農道を通り抜けていたところ、写真の水田(瀬戸市本地)に出会いました。(19日午前中、県立長久手高校南側の畑一面でレンゲが満開でした。見応えがあります。)
昔は、今ごろ地域の一帯の水田がレンゲの花で満開でした。マメ科の植物の根に根粒菌が空気中の窒素分を固定し窒素肥料分を補うことから、活用されていたものです。また、蜂蜜もレンゲ蜜として売っていたものです。
私が小学生の3年〜4年生の頃、家で牛を飼っていました。餌用の草刈りの一部を担わされて、いやいやながらやっていましたが、道ばたや川の土手にある草だけではなかなか背負い籠一杯にはなりません。このレンゲ草は、動き回らなくても一カ所で少し刈るだけで籠一杯にすることが出来て助かっていました。
ところで、レンゲを電子辞書でたまたま調べたところ、レンゲソウ→ゲンゲとあるのに"え−"と本名「ゲンゲ」とは知りませんでした。双子葉植物、科名・マメ科、別名「レンゲソウ」と、改めて知りました。
「牛」について、こんな思い出があります。当時、小牛を購入して、2年ほど餌をやって肥育して売り、現金収入を得、その間、牛は農作業で田お越し作業に使役と、二つの目的で飼っていました。私の家には、水田が3反あり、田植えの前に田お越し作業を祖母と母で牛を使役するのですが、母が鼻面の縄をいくら引っ張っても、また、後ろから鋤を支える祖母が足の所を縄で叩いても動かないことがあり、牛にもバカにされるのかと思うと、女手ばかりがなさけなくなったと祖母が語っていたことを思い出します。
私には笑えない思い出も、「働けど働けど、我が暮らし楽にならざり、じっと手を見る」という石川啄木の短歌を国語の時間に読まされたとき、「じっと手を見る」のところを「牛 うし」と読み、クラス中が大爆笑となったことがありました。思いこみが先にたって、(祖母に聞かされた話が身につまされていて)一瞬何でと思い、先生から「原田、なにを勘違いしているんだ。手だぞう」と、指摘されてはずかしい思いと、自分には「牛」だとの思いの方だとの思いが消えませんでしたが。
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