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【09.03.21】長久手温泉ござらっせ指定管理制度の期間で議論
温泉経営6年間黒字「儲けを町民に還元せよ」の声大
現在、長久手温泉株式会社(社長 加藤梅雄町長)が指定管理者として温泉の経営に当たっています。
長久手温泉「ござらっせ」は、平成18年4月1日から指定管理者制度のもとで経営されています。
当初は、第3セクターを設立して管理運営をまかせていましたが、平成15年の法改正により、管理委託方式ができなくなったものです。
これは、小泉内閣の時に公のサービスも含めて「民間の儲け」のために供するとして進められたものです。
これから、公の施設は直営かもしくは指定管理者制度での運営が義務づけられました。
3年前に指定管理者を長久手温泉株式会社にする議案が審議されましたが、その時も契約年数を5年としていましたが、議会が3年に期間を修正していたものです。
それは、指定管理者制度にすると、期間中の運営については基本的に経営者の自主性に任されることから、経営方針に外からの注文がつけられなくなり、契約更新のときにしかチェックが出来ないことから、5年では長すぎるとなったものです。
また、温泉施設建設に多大な税金が投入されているにも関わらず、温泉会社は町に施設使用料を一円も支払っていません。その結果、内部留保を1億2000万円も貯めています。温泉会社が町に施設使用料を払わないことに対して住民から監査請求も出ています。
「官から民へ」郵政民営化にともなって、「簡保の宿」など国民の財産がタダみたいな安い金額で民間に払い下げられていることが明らかになり、小泉内閣が進めた「官から民へ」に対して見直しが求められるように成っています。
委員会審議の中で、期間短縮の修正をとの意向を受けて、休憩をとり協議をしました。
その結果、3年にまとまりました。
3/18日に開催された議会運営委員会に「指定管理期間を1年間にする」修正案が田崎議員、前田議員2名から提出されました。
この修正案は、23日(月)の議会最終日の本会議にて審議されることになります。
文教福祉委員会提出の期間を3年とする修正案もでますので、1年とするもの3年とするもの、原案通り5年とするものが競合することになります。
写真の看板には、まだ天然温泉の大きな文字を残しています。左側青い文字の説明版には天然温泉の文字はありません。それは、1階「地の湯」、2階「天の湯」の浴槽だけは掛け流しですが。他の露天風呂、大浴槽などのお風呂の湯は、加温・循環式(3回も)です。殺菌剤に二酸化塩素と次亜塩素酸ナトリュウム液を使用しています。肌がすべすべすると言いますが、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリュウムのおかげですので間違わないようにしましょう。
浴槽の湯の温泉の効用(青い掲示板に表示していますが)は、循環式(3回)、殺菌剤注入で大きく減少します。
追加・・入湯税を大人1回150円徴収していますが、天然温泉ではありませんのでおこがましくていただけないはずです。
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