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【09.02.21】長久手町立図書館館長(新設)は元県高級官僚の天下り先か
「渡り」で2度目、週3日勤務で月額29万年収348万円
非常勤職員として町立中央図書館館長(報酬は月額29万円、年収348万円)を加えるという議案があります。
16日午前、議案の説明配布を受けた議会運営委員会では説明はありませんでした。
16日午後、来年度の予算案について記者発表時には、2009年4月から新図書館長に選任する人物の名前及び経歴が発表されました。私が気がついたのは、とうめい新聞17日夕刊の報道記事でした。
また、先にマスコミに発表して議会が後回しにされました。報告文書はやっと、19日午前中に各議員の文書ロッカーに配布。
その文書から非常勤で新館長職を設ける主旨を記していましたので一部を紹介します。「当施設は、開館以来16年を経過し、町内外を問わず広く親しまれてきました。
しかし、より愛される図書館を目指すために、図書の選定や図書館サービスの提供方法、更に町民が施設に魅力を感じるような自主事業の展開をはかるため、図書館体制を充実させることにしました。
県立大学名誉教授 のH氏(67歳)の就任を予定
2007年3月 県立大学定年退職。」(以上) お断り・・氏名と経歴を省略。定年後の2年分は紹介はありません。
08年12月議会で図書館の運営について他の議員が質問していました。
その答弁を(関係分のみ)紹介します。 本文は、図書館、情報公開コーナーにある議事録、ホームページ議事録検索システムから閲覧できます。各議員も所持しています。
答弁者は、教育文化部次長です。
「それでは、図書館運営に関しての御質問に対して答弁いたします。
(略)また、より多く利用していただくために、講座、講演会など各種事業の展開を図りながら、充実した図書館づくりに努めます。特徴としましては、児童書の収集やお話会などの行事を通じて子育て支援に力を入れていることです。(略)
3項目めですが、現状での人員体制の中で住民ニーズを維持するため、各職員のスキルアップと事務効率の向上を図ることにより、現体制でこたえていきたいと考えております。4点目ですが、図書館では利用者の声を幅広く伺っております。課題としては、これからの図書館は読書支援も大切にしながら、レファレンスサービスを十分行うことができるような情報支援の強化が求められています。役に立つ図書館として、地域の発展にかかわっていきたいと考えています。」以上です。
この答弁から、非常勤特別職で新館長職を設けることにどう発展したのでしょうか。
現在正職員で司書資格有りは1名。嘱託職員(有司書資格)の賃金は1カ月160,000円年収約192万円、週5日や、臨時職員4人分で計291万円。こちらの待遇改善の方が先ではないでしょうか。
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