原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【09.02.20】貧弱だったあの電飾事業を、中止どころか見栄えする事業へ予算拡大

リニモ乗客増はイベント頼りでは気休めにもならない

・図書館通りの電飾事業が昨年末から正月明けまで行われました。
 電飾実行委員会負担金として2,000万円の予算で、当初は図書館通りを、北は石田交差点から南は杁ケ池交差点まで電飾で飾ると説明していました。
 しかし、実際は、はなみずき駅のすぐ東側から北へ、これだけかという短い距離でした。(ソフト面の費用が多くかかり電球の方に回る資金が足りなかったとか) 当初の意気込みとは違って見劣りし、余計寒々と感じるような電飾事業に終わりました。これではならじと決意をしたのが町幹部一同のようで、中止どころか拡大を早々と決定し、来年度予算に計上したものです。
・リニモdeござらっせ !! 観光交流による町の活性化事業へ
 全国でも電飾イベントをやっている所もありますが、企業や地元商店などからの協賛金が中心で税金を投入して実施は聞いたことがありません。しかも、大不況は数年続くと予想され、町民の所得は減になり、2年後には税収減へと跳ね返って来ることが予想される中での実施です。それなのに、町は、今年の電飾事業の結果も公表せずに、鶴の一声で拡大路線を突っ走るというのです。
 予算説明では、夏に「交流夏まつり」、冬は「イルミネーション事業」を実施し、年間を通したリニモの乗客増を目指しますとしています。
 リニモ活性化会議負担金として、3500万円。
 電飾電源設置工事として、   1000万円。
 電源工事分を別立てとして、その分を発行ダイオード電球数を大幅に増加し、見栄えするイルミネーションに一新する計画のようです。
 町民の気持に合わない事業なのに、恒久化のための電源を設置して、毎年実行すると言うのは、逆にムダ使いにならないのでしょうか。この事業に対する町民のみなさんのご意見をお寄せ下さい。また、別にリニモ利用促進宣伝事業費として1200万円も計上し名古屋市民を呼び込む計画もあります。

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