原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【08.12.27】景気後退で、大規模マンション建設見直しか

まちづくりに多大な影響を与えるマンション建設、業者主導で良いわけ無い

この地域に高層マンション群(計1000戸超のが立ち並ぶ 景気後退で、大規模マンション建設見直し必至。長久手町北西部(藤が丘駅の北、徒歩約10分)にあった生コン製造、コンクリート製品製造の矢野生コン工場跡地(約6万6千u)に、長谷工コーポレーションが計画している1000戸を超える分譲マンション建設が、この景気後退で計画見直しが迫られていると日経新聞(12月13日付)が報道していました。
写真は、12/24日に撮影したものですが、当初計画では年内に敷地全体を更地にすると工事が進んでいます。
 (写真の左側が南で、奥が西・守山区、右が北です。)
写真の左寄りに沿ってL字型(南側15階建て、北に向かって段々と階数を減)3区画建設。建物の間に駐車場が出来ます。写真にはありませんが右手前の所にショッピングセンターが建設予定です。
この不景気でマンション購買意欲の低下は避けられないとして「規模の縮小、商業施設の増設、高齢者向けの施設の併設を検討中」と報道しています。この大規模開発による人口増は4000人以上になる予定です。しかし、この開発にともなう企業の住民説明会でも、付近住民は道路、北へ行く道路は行き止まり状況で、マンションに出入りする車での渋滞問題などを業者側に提示するなど、閉鎖的な地域にふさわしくないことを明らかにしています。しかも、保育園、小学校、中学校を始めとして、行政需要増加を受け入れるには無理が生じるのが簡単に予測出来る状況です。南部区画整理事業とは好対照です。開発事業側の都合に町行政が左右されるということに対して、現時点での町側の態度は受身すぎるのではないでしょうか。

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