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【08.12.05】立派な親水公園は出来たけど
水の流れは続くが、生命は生まれもせず繋がらず
あぐりん村の西側に完成しています。水辺に近づくことが出来るようにデッキまであります。この池の水は、あぐりん村の上流部から駐車場の下を暗渠で供給されています。写真を撮りに行った時に、上流部へ探索に行きましたが良く分かりませんでしたので、上流部の調査は止めました。下流部を見にいったところ、池の出口は 30p位の堰きになって池に水を貯めるようになっています。その下流部は3面コンクリート張りで、しかも途中に段差がありました。
水は流れていますが水嵩は余りありません。親水公園として建設したのですから、香流川から魚などが上って、生息できるように整備してこそ親水公園だと思いますがいかがなものでしょうか。
香流川に流入する合流場所も見てきました。写真が、香流川との合流点です。この合流点から魚などが上ってこれるように魚道を付けることぐらい考えもしなかったのでしょうか。この合流点から魚などが上ってこれるように魚道を付けることが出来ないことはないと思います。第5次総合計画の素案が発表されました。環境問題では、「自然との共生」をテーマとした万博理念をどう継承し発展させていくかが課題として計画に入っています。この親水公園一帯を生き物に配慮した構造に変えるためにそう費用も掛からないのでは。段差を解消し、3面コンクリート張りから、自然を生かす石組みに変え、魚道を整備していけば、自然の生命力でよみがえってくると思います。親水公園の側で草取りをしていた方に、この池に水鳥など飛んで来ますかねと訪ねたところ、「白サギはたまに見るよ」と言って見えましたが。この池から香流川との合流点まで約200bはありましようか、魚の姿が見えれば温泉にみえるお客さんの心も癒す空間になることは間違いありません。
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