原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【08.11.27】12月議会質問で、低所得層の生活支援策を求めて全力

1、「介護保健制度の改善について」質問

1、介護保険制度
「受ける人も支える人も安心に」となる計画が作られているのか。現在、第4次介護保険事業計画の改訂にあたって「受ける人も支える人も安心に」となって行くのか、第3次介護保険の実施されたこの3年間は、厚労省の国庫負担削減の方針通りに進めたことが、「介護保険料を納めているのに、利用料負担ができず、必要な介護サービスが使えない」、「介護認定の更新で、要介護度が1,2から要支援に引き下げられた」等、住民ニーズとかけ離れた実態が多数出て証明している。
1、介護保険特別会計が黒字になっている。そもそも保険料は、介護の必要な人が適切なサービスを受けたらこれだけかかると算定して計画を作り算定したはずで、残るのは本来おかしいと思うが、どうか。
2、 2006年から実施された介護保険法の改正の影響が大きかった。以下の各項目に特徴的な問題点が出ているとおもうがどうか。
ホテルコスト(食費・居住費)の全額自己負担での負担増。軽度と認定された人から訪問介護や通所介護が取り上げられた。 介護予防事業の利用ができなくなった。介護事業者への報酬が削減されたために、深刻な人材不足がひろがった。
 以上、法改正の影響を上げてみたが、第4次計画でどのように改善しているのか、以下の項目でどうか。
 @住民のニーズは計画にどう反映しているのか。例えば、介護療養型ベットの削減に対してどう対応するのか。A求められているサービスの提供できる事業者はいるのか。B新しい事業者の誘致はどうか。C独自サービスの計画はどうか。
3、介護報酬が引き上げられる。その財源は初年度、国庫負担100%、次年度50%、3年目は0%となる。特に、低所得層の介護保険料の引き下げ、介護サービス利用料の軽減が必要ではないか。
4、地域包括センターの役割は、適切に果たされているのか。
長久手町内に、やっと2番目の特養ホームができます。他の議員も、介護保険制度が始まってまもなく、特養ホームの不足を指摘して、建設をと質問をしてきましたが、やっと実現します。現在、特養ホームへの入居待機者は70名ほどみえます。建設場所は福祉の家の近く、北西方向です。施設規模は、29名定員の特養、ショートスティ、グループホームが併設されます。
 

3年遅れで09.6オープン予定


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