原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

【08.10.04】学校給食こども達の楽しみ返して

セレクト給食突然の廃止から半年、復活望む声大

諸物価値上がりの影響の下、給食費の値上げが出来ないから、その代償に、こどもたちが楽しみにしていたセレクト給食が4月から突然中止になり、現在に至っています。行政が、お金の都合でこどもたちの楽しみを奪ったことに、こどもたちの怒りの火が静かに燃え広がっています。ある家庭では、こどもが溜め息をついて残念がっているとの事ですし、こどもの喪失感を聞かされる保護者の中には「給食費を値上げしてもらっても良いからセレクト給食を復活して欲しい」と言う方もいます。
 しかし、一方には所得が増えず、生活困難な子育て世帯も多い事を考えると、給食費の値上げは避けなければなりません。町として、このセレクト給食を復活する事に財政負担が大きいかと言うと全くそうではありません。こども達の気持に沿ってあげることをやりたがらないだけです。
 原田議員は、02年度から正調理員の退職者を同じ正職で補充をせず、臨時職員で補充することを批判し、02年度から07年度まで人件費を1億5847万円も削減してきたことを指摘。セレクト給食の復活にそのお金を財源にして、直ちに再開をせまりました。
 また、職員減で大変なのが現職員のみなさんです。限られた時間でこどもたちのためにおいしく、安全な給食をと頑張っても、報われない現状が続いてはたまりません。特に現場は室内温度も40℃にもなる大変厳しい環境で働いています。そういう中で、働きに見合う賃金かと言うと、役場は相場で決め安くないと言いますが、現実は、応募者集めに苦労しています。原田議員は、パート賃金の引き上げを求めてきました。
町教育委員会は、セレクト給食では毎月1回、主菜とデザートを選びます。自分で考えて選ぶことにより、食や栄養に関心を持ち、自己管理能力を養うと位置づけています。こども達には十分この精神が位置づけられて育っていることを証明しているのではないでしょうか。費用も原田議員の試算でも、1年間分でも556万円余です。行革で1億5847万円節約したと誇ります。しかし、職員を減らしてまで何のための節約だったのか。節約した分が子どもたちのために、町民のために使われないでは意味がありません
セレクト給食の06年度、12月の献立を紹介します。Aランチ しろはなまめのコロッケ・いちごのケーキ。Bランチ レバーだんごフライ・チョコレートケーキ。07年2月 A えびフライ・マロンスティク。B みそかつ・アップるパイ。これだけのバリエーションがありました。教育委員会は自ら、食育の中での果たす役割は大きいと言っているのに。直ちに復活すべきです。

<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る