原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【08.09.19】学校給食材料費値上がり続く、公費負担で補填を

デザート給食廃止、子どもたちの楽しみを奪うな    

9月議会質問3項目です。「今年度給食賄い材料費の見通しと、公費補助について。」
給食賄い材料費の値上がりはまだ続いている。しかし、全国各地では、公費からの補助で高騰分を補填すると表明する自治体も出てきている。
長久手町教育委員会は、今年度は値上げせずに内部努力で対処するとしている。しかし、子ども達の楽しみであったデザート給食の一品を廃止するなどして子ども達の楽しみを奪っている。また、給食センター内でのムダを省いてカレールーなど手作もしているが、全面での実施にも限りがある。
 原油高を起因とする物価高騰である。給食費を値上げするにしても、子育て世代の所得も増加していない中では保護者の支払も厳しいものがある。
義務教育費は無償。少なくとも、昨年度までの水準に戻す分は公費からの補助を出し、その上デザート給食も復活すべきではないか。
この間、給食センターの運営費は人件費を中心にして大幅な削減をしてきている。
 削減の方法は、正規職員が退職しても補充は全て臨時職員で穴埋めしたからです。
 5年前の2003年度を基準にして、どれだけ削減したか決算書から計算。
 03年度、正規職員・臨職調理作業員の人件費合計は、6533万9千円。
 07年度分は、4729万3千円で、07年度分−03年度分と単純計算でも差額1804万6千円。
 03年度を100として削減割合を出すと、72.4%と大幅に削減しています。
 正規職員だけで見ると、07年度分は64.0%となり、1/3も削減しているのです。
 この分を財源にするだけで、デザート給食を復活できるではありませんか。

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