原田秀俊(日本共産党前長久手市議会議員)

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【06.11.16】活動レポートbP31

教育委員会はいじめは無いと言うが

 文科省に届けられた(消印で豊が読めた分)自殺予告の手紙について、町内小中校全校に該当者の有無を調査。該当者なしということが11/9日に開催された定例教育委員会で報告されました。
 その後、教育委員で議論がありましたがA委員「我々と子どもたちの間に、いじめに対するギャップがあるのではないか。一人一人むが悩みを自分で伝えられ打ち明ける場があるか。」と心配する発言や、「子の居る場所は家庭の方が長い、学校だけに全責任を押し付けすぎ。」「いじめは昔もあった。今の子が自殺までいくのは理解しがたい。忍耐、耐える子を育てる必要がある。」「学校と教育委員会が悪者に。普通に家庭生活を送っていればまずいじめは無い。家庭に問題がある。家庭で充分責任を果たして欲しい。」といった意見を聞くと現在のいじめの本質が見えていないのではないかと思う。 教師は評価制度にさらされて来年からは成績次第で給料まで差が付けられる。自分のクラスの不祥事はダメ教師にされないように隠したくなる。
 また、子ども達は全国一斉学力テストなどに象徴されるように過度の競争主義による強いストレスが生じ、そのはけ口にいじめを起こす。
 子どもの立場に立った教育委員会にしてほしいものです。来週には議会でも教育委員会との会議を持ち議論することになりました。

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